Macを新調するまでのユーザー体験

Macを新調するまでのユーザー体験

職場が変わることもありMyMacがほしくなった。買おうと頭によぎってから実際に届くまで、結構いい体験をしたので書いてみようと思う。自分が当事者になったユーザー体験の話。

どれ買う

Macといってもいろんな種類があるんですね。Proがつくのはなんかオーバースペックというか自分には勿体無い気がして、Proがついてないやつ・・・でみると、

iMac
Mac mini
MacBook
MacBook Air

とりあえずここで3日程悩んだ笑。iMacかっこいいなあ、でもスペースとるなあ、すでに大きいディスプレイあるしなあ、とか。そうかminiだったら場所とらないしディスプレイも使いまわせるやん、とか。いやでも持ち運びしないかなあ?家でしか使えないのきつくない?いや、ほんとに外で作業すんの?とか。あれこれ考え出したら無限ループというか、あれっ、おれこんなに優柔不断だっけ。。みたいな状況に陥ってしまった。

結局は全部あったらサイキョーだろうけど、そうはいかないわけで。制約(予算)がある中でどこまでニーズを満たすか!と考えたら、あ、そういえば今回おれなんのために買うんだっけ。。と超初歩的な疑問にぶち当たり、ポンコツすぎて目も当てられない状態に。

で、考えた結果、家以外の場所でもお絵かきしたり動画編集したいー!になったのでMacBookかAirのどちらかにしようと決めた。

見に行こう

画面の大きさや筐体のカラーもいろいろあるんですね。昔13インチのを使ってたのでなんとなく感覚的には知ってたけど全然覚えてねぇし、11だとちっちゃいかなーとか12はどうなんとか、カラーは絶対ゴールドがいいなあ、みたいなことをあれこれ考えたあげく、「実際に触ってみないとわからなくね?」というこれまた超初歩的な結論にいたり、すぐさまMac銀座店にいこうと決意した。

ちょっと早めに会社を出て銀座に向かった。実はここでちょっと残念な体験をする。公式のApple銀座店には、銀座駅の何番出口を出れば近いよーとかが書かれていない。中央通り松屋向かいとだけ。「うん、まあわかるよ、だいたい。分かるけどさ、書いてくれてもいいじゃん。」間違いなく初めての人にはわからないよね。見通しのいい場所にあるからとにかく地上に出りゃなんとかなるけど、それはあくまで結果論なわけで。結局ぼくは別のサイトから13番出口という情報を得て事なきを得た。(ちなみに今銀座駅は、13番出口は閉鎖中で代わりに12番出口を使わないといけない。)

物色する

平日の夜なのに結構な人がいた。ここでの目的は2つあって、何インチがベストかを見定めることと、ゴールドの色味をみてみること。ここで少し考えさせられる体験をする。お目当てのMacBookゴールドの前に人が立ってる。まあ込んでるから仕方ないな、ちょっと待つか、くらいに思ってたら、なんかちょっと様子がおかしい。立った状態でスマホをいじってるだけ。目の前のMacBookには全然興味なさそう。あとから分かったけど、すでに店員さんになんかを頼んでいて順番待ちしてるだけなんだよね。それなら別の場所で待てよー!と思いそうになったが、残念なことにそういう人たちのためのスペースはそもそも用意されていない。

2つの可能性がよぎった。待ってる人のためのスペースを意図して用意していないか、そういう発想にそもそも至らなかったか。たぶんだけど、Appleのことだからおそらくは前者で、待ってる人を隅っこに追いやるのではなく、敢えてそういうスペースを用意しないことで、その間も他の商品を触ったりして購買につながる可能性を狙ってるのかもしれない。ただ、ここは天秤というか順番を待ってる人が他の商品も気になって購買にいたる場合と、ぼくのような体験をした人がそのままお店を離れてしまう場合のトレードオフなんじゃ?どういう検証を行ったかは定かではないが、お店のバッグヤードにモニタリングできる場所があって、注意深くお客さんの様子を観察する人がいて、まずは定性的なところから行動パターンを分析したのかもしれない。結局ぼくは、ちょっといいですかーと声をかけてお目当てのMacBookに辿り着いた。

ゴールド

サイズは12インチで十分な気がした。13インチである必然性がなさそうなのと、なによりMacBookのほうが軽いし、キーボード周りのデザインが好き。スピーカーが横ではなく上についてるあたり。問題は色だった。ゴールドが全然かっこよくない。思ってたのと違う。えっ、めっちゃチープやん。。。というのが正直な感想。やっぱり実際にみると違うなーと思いつつ、スペースグレーにしようと決意しお店を去った。とりあえず目的は達成。

帰りの電車でなにげなく「macbook ゴールド 変」と検索してみた。実はこの出来事が後々の行動を大きく変えることになる。どうやらゴールドの色味が2018年から変わったらしい。ローズゴールドがなくなり、既存のゴールドがややピンクというかブロンズの色味を帯びたとか。Mac信者間では常識というか広く知られてることらしいが、ぼくは全然知りませんでした笑。で、変更前後の画像を見比べてみた。

「えっ、変更前のゴールドめっちゃかっこいいやん。。。」

いろんなサイトを読み漁った結果、2017年以前のモデルなら変更前のゴールドであることがわかり、型落ちしたものを探してみることに。そしてひらめいた。ロマサガ(懐かしすぎ)で技をおぼえた瞬間みたいな感じ笑。頭の上にピコって。

「整備済み製品にあるかもしれん!」

結果は大当たりで、2017年モデルのゴールドがあった。画像をみると確かに変更前のゴールドっぽい。でもね、でもね、すぐにポチする気にはなれなかった。ネット上では2017年以前なら、と書いてるけど、ほんとに信じていいのか。。。もし違ってたら、と考えると結構へこむ。で、次の瞬間、

「公式のチャットで聞けばええやん!」

またまたひらめいた。そしてここで最高の体験をする。サイトのURLをペタっと貼ると、すぐさま「MacBookゴールド整備済み品についてですね?」とmarikoさんが応えてくれる。反応早すぎてびっくりしつつも、おそるおそる聞いてみる。「ゴールドの色味が変わる前のものを探しているんですけど、この2017年モデルは変更前のものですか?」と。少しお待ちくださいね、と返事があり、約1分後。「はい、こちらの製品は色味が変わる前のモデルでございます。」

歓喜と安堵。なにこの対応の早さ。marikoさんあんたすげぇよ。

「他にご不明な点はございませんか?」

「だいじょうぶです、だいじょうぶです、ありがとうございます!」

チャットを切ると簡単なアンケートが表示された。確か5項目くらいあったのかな。疑問は解消されましたかとか、友人の勧めたいと思いますかとか。はい大満足です。友人にもお勧めします笑。項目数しかりUIしかり、すべてが素晴らしかった。そしてすぐさま注文。

2日後

無事届き開封の儀。うん、これこれ、これがほしかった。マルチアダプターとか持ち運び用のケースとか周りの付属品は少しずつ揃えていこうと思う。しばらくは家でしか使わないしね。ほしいものが届いた喜びはもちろんあるが、それよりも購入にいたるまでの経験が非常にスマートだったし考えさせられる部分が結構あった。

「普通のことを普通にやる」やっぱりこれがいちばん大事だなと。振り返ってみると、特別凄い価値を提供してるとかではないんだよね。あくまで、普通これくらいはできるよね?なことをちゃんと行なってるだけ。体験の過程で起こる様々な当たり前に対し、適切なレスポンスやサービスを行なうことによって対象の価値をブーストしているとてもいい例だと思った。